イタリア製靴業界、中国とベトナムへの反ダンピング措置を5年に延長するよう要求

2008年6月9日、イタリア靴協会（ANCI）はミラノで年次総会を開催し、協会のアレッティオリ会長は反ダンピング問題に言及した際、2007年に中国（+16%）とベトナム（+14.7%）から輸入された靴製品の総量は依然として2桁の成長率を維持しているが、2006年と比べてそれぞれ16.5%と9%低下しており、EUの反ダンピング措置が有効であることを示している。アレティオリ氏によると、中国のダンピングは社会的、環境的だけでなく、貿易的、通貨的なものだという。欧州靴産業連合会は、中国とベトナムの靴に対する反ダンピング措置を5年に延長するようEUに要請することを決めた。現在、イタリア靴協会は会員企業間で情報や意見を収集して再審を申請する準備をしている。